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丸眼鏡の日常

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カテゴリ:本( 153 )


2019年 10月 21日

『一日一生』

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延暦寺で千日回峰の荒行を二回も満行された酒井大阿闍梨の言葉。

平易で親しみやすい表現でありながら、その内容は鋭く真理をついている。

今日という一日を大切に生きることが何よりも大切なのだと教えられる。















酒井雄哉 著
朝日新聞出版
2008年・2014年(続)


by ATELIER-K_98 | 2019-10-21 23:55 | | Comments(0)
2019年 08月 13日

『 ビッグ・クエスチョン 』

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ホーキング博士の最後の著述をまとめた一冊

宇宙に関する話から未来の人類の在り様までがウイットをちりばめつつ語られており、人類の来し方行く末について考える契機となる。

地球と宇宙にとってはほんの一瞬だろうが、我々は大きな転換点に生きていることは確かである。












スティーヴン・ホーキング 著
青木薫 訳
2019年
NHK出版



by ATELIER-K_98 | 2019-08-13 23:55 | | Comments(0)
2019年 08月 07日

『 Design as an Attitude 』

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タイトルにもなっている「姿勢としてのデザイン」とは、モホリ・ナギの言葉。

モホリ・ナギがこう言っていたことは浅学ゆえ知らなかったのだが、建築家というのは職業ではなく生きる態度である、と常々考えている身としては、まさに我が意を得たりという感じ。

本書自体はニューヨーク・タイムズに連載されていたデザインのコラムをまとめたものなのだが、近代から現在、そしてこの先の動向を含めて、デザインの置かれた立場や社会におけるその意味の変遷が概観でき、次の一歩を考える助けとなる一冊。









アリス・ローソーン 著
石原 薫 訳
フィルムアート社
2019年


by ATELIER-K_98 | 2019-08-07 23:55 | | Comments(0)
2019年 07月 30日

『 ホモ・デウス 』

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前作『サピエンス全史』の続編。

太古からのサピエンスの発展は、あまたのイズムを消費しながら現在のコンピュータテクノロジーと融合した社会を作り上げた。

しかしそれらは人類の経験の蓄積の上に築かれたものではなく、単に生命がアルゴリズムに沿って反応した結果の集積であるとするならば、この先の人類は、AIという神と一体化した<ホモ・デウス>となる、という仮説。

ありそうに思えます・・・。

本書はこの仮説の前提となっている問いかけで終わっているのだが、バシャールなどが言う視点からすれば、さらに大きな話があるのかもしれない。

んーどうなるんでしょうねえ・・。(^^;




ユヴァル・ノア・ハラリ 著
柴田裕之 訳
河出書房新社
2018年




by ATELIER-K_98 | 2019-07-30 23:55 | | Comments(0)
2019年 07月 22日

『 フロー体験 喜びの現象学 』

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何かに没頭しているとき、時間や空間の概念は消失し、いわゆる「フロー状態」が生じる。

そのようなフロー体験は、「いま・ここ」という瞬間に生きることを目指す禅の思想にも通じる。

どのようなことに向き合っているにせよ、フローな状態を感じられることが幸せへの道であろう。











チクセント・ミハイ 著
今村浩明 訳
世界思想社
1996年


by ATELIER-K_98 | 2019-07-22 23:55 | | Comments(0)
2019年 07月 21日

『 私と世界を幸福で満たす食べ方・生き方 』

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我々が食す料理や食材は、それらを構成してきた太陽の光や土、空気などの自然要素から生産・流通過程、料理人の想いといった人や社会の行為まで、多くの物事が互いにつながりあった結果として眼前にある。

それゆえ食のための時間と空間においては、そのことに想いを馳せつつ食という行為に真摯に向き合うべきなのであり、食材を身体に入れるという行為をマインドフルに行うことを通して、我々は自分が何からできているのかということを改めて意識し、同時に地球や人とつながりあっていることを確認できるのだといえよう。

そしてこの視点は、食材の安全性や社会のシステムの在り方などについて考えることにも展開していくであろう。

何事も極端に走るのはよくないが、社会が複雑化し、ともすれば食に向き合うという意識がないがしろにされがちな今日において、忘れてはならないことの一つだと思う。




ティク・ナット・ハン/リリアン・チェン 著
大賀英史 訳
サンガ
2018年



by ATELIER-K_98 | 2019-07-21 23:55 | | Comments(0)
2019年 04月 06日

『 ブッダの<気づき>の瞑想 』

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このところの夜の本はティク・ナット・ハンが続く。

ブッダが説いた教えをまとめた経典の一つである「四念処経」を解説したもの。

呼吸をとおして「身体」「感覚」「心」「心の対象」についての四種の気づきを体感することで、物事の本質を知る。

心や頭脳がつくりだす概念の世界と実体世界をつなぎ、その関係を理解するヒントの一つがここにあるように思う。










ティク・ナット・ハン 著
山端法玄・島田啓介 訳
野草社
1990年(初版)


by ATELIER-K_98 | 2019-04-06 23:55 | | Comments(0)
2019年 01月 21日

『 ブッダの<呼吸>の瞑想 』

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呼吸は身体と心の活動を司る基本中の基本であり、呼吸に集中しながら、心の動きの一つひとつに”気付いて”いくことの重要性をブッダは説いている。

「貪瞋痴」を無くすための重要な一歩である。















ティク・ナット・ハン 著
島田啓介 訳
野草社
2012年




by ATELIER-K_98 | 2019-01-21 23:55 | | Comments(0)
2019年 01月 20日

『 アナログの逆襲 』

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デジタルの隆盛にともないアナログなモノやコトは消え去るかに思われていたが、さにあらず。

レコードや本という媒体は再び活気づき、いわゆる<GAFA>においても紙とペンというアナログなツールによる思考法を採用しているという現実。

人間が現在の肉体や器官の形を持っている以上は、アナログな世界が持つ様々な「質」からは離れられないものがあるのだと思う。

学生には以前から伝えているのだが、デジタルもアナログも要はどちらもツールとしてのそれぞれの価値を再評価し、目指すものに応じて融合させていくという素直な考え方がよいのだと、本書を読んで改めて感じたアナログ人間の私。








David Sax 著
インターシフト
2018年


by ATELIER-K_98 | 2019-01-20 23:55 | | Comments(0)
2018年 12月 26日

『 死もなく、怖れもなく 』

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全てのものが世界とつながっており、その中に世界を内在している。

あらゆるものが時によりその姿を変えながら、エネルギーの連続体・変容体として存在し続けているという考え方は、都市と建築を読む方法にも適用できる。
















ティク・ナット・ハン 著
春秋社
2011年


by ATELIER-K_98 | 2018-12-26 23:55 | | Comments(0)