立体の絵画
重森さんの庭はいくつか見ているが、画家出身だけあって晩年のこの自邸の庭が一番絵画的に感じた。
もともと吉田神社のNo.2の神官の邸宅と庭を改変したものだが、既存の石や樹木を活かしながら、独自の世界が展開されている。
自身が手掛けられた茶室も面白いところが随所にあるが、奥にある水屋がとてもいい。
じっと見ていると、自然の要素と構成の意図が立体的な絵画として立ち上がってくる。
by ATELIER-K_98 | 2019-04-02 23:55 | デザイン | Comments(0)