『 動的平衡 』2題
生命の本質は壊しながら再生し続けることにあり、エントロピーの増大という生存の宿命に対してきわめて有効な方法であることを再認識する。
この事実は、あらゆるものは常に変化し続けるという「無常」の概念にもぴたりとあてはまる。
全てが変わり続けている中で「変わらないもの」とは何なのか。人間の産物の一つである建築や都市を考える上でも参照されるべきテーマである。
『動的平衡ダイアローグ』
福岡伸一 著
木楽舎
2014年
『動的平衡3』
福岡伸一 著
木楽舎
2017年
by ATELIER-K_98 | 2018-08-18 23:55 | 本 | Comments(0)