人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『 21世紀の楕円幻想論 』

『 21世紀の楕円幻想論 』_d0245357_19414770.jpg

中心軸が二つある楕円という形は面白い。

その二つの軸は相対的に存在するものではなく、一つのものごとの現れ方の違いであるのだが、その一方を切り捨てることにより”合理的な真円”を追求してきたのが近代。

二つの軸を悩みながら引き受けることから、中心と周縁、交換と貨幣などの意味と価値を考える経済論。













平川克美 著
2018年
ミシマ社

by ATELIER-K_98 | 2018-04-10 23:55 | | Comments(0)