『 禅問答100撰 』
問いの枠組みは何重にもあり、一つの問いはそれを問うこと自体がメタレベルの問いになっている。
しかし、問いに対する答えからは、悟りは生まれない。
「不立文字」の禅の思想は、結局のところ文字や言葉に還元される理屈を理解することではなく、自分でわかるしかない。
そのきっかけとして、またそのプロセスに気づくためのものとして問答がある。
あらゆる教育について言えることかと。
山田史生 著
東京堂出版
2017年
by ATELIER-K_98 | 2018-02-23 23:55 | 本 | Comments(0)