『 資本主義の終焉と歴史の危機 』
歴史は繰り返すと言うが、資本の争奪における<中心/周辺>という古い枠組みが、そのまま新しいテクノロジーとシステムに置き換えられて再び現れているとの展開が面白い。
タイトルにあるような危機感を抱き、価値観を転換している人が増えてきていることは確実だが、それが世の中を動かす役割を持つ人やシステムとはつながっていないことが問題か・・・。
水野和夫 著
集英社
2014年
by ATELIER-K_98 | 2015-12-16 23:55 | 本 | Comments(0)