『 ガンディーの言葉 』
非暴力を貫いたガンジーの言葉からは多くのことを教えられる。
曰く、
「どんなに些細なことをなさねばならぬにせよ、できるだけのことをなし、もっとも重要なことをなす場合と同じ配慮と注意を払うがよい。人はそのような小さいことで判断されるものだからである。」
(これなどは禅の思想に通じる考え方である。)
「・・・しかし芸術は、われわれすべてが成しとげねばならぬ目的に至る手段でしかあり得ない。それにもかかわらず、芸術がそれ自体、目的になれば、それは人間を奴隷にし、堕落させることになる。」
(これと同じことを、建築家の村野藤吾も語っている。)
など、人間の活動にとって大切なことについて、かなり本質的な視点が示されている。
マハートマー・ガンデイー 著
2011年
朝日新聞出版
by ATELIER-K_98 | 2014-07-30 23:55 | 本 | Comments(0)