『 海賊とよばれた男 』
「永遠の0から」百田さんつながりだが、読み進めていた『海賊とよばれた男』上下巻を読了。
出光興産店主、出光佐三をモデルとして、史実に基づいた小説である。
出光佐三は村野藤吾のクライアントでもあり、出光の迎賓館として建てられた「松寿荘」は、出光店主の思い入れの深い作品であった。
残念ながら既に現存しないが、やはり出光店主なればこその建築だったのだと思う。
このようにスケールが大きく無私の心を持った人物は、もう現れない時代なのかもしれないと、ふと思う。
by ATELIER-K_98 | 2014-01-22 23:55 | 本 | Comments(0)