『 日本農業への正しい絶望法 』
昨今何かと話題の一端を担う農業について、その実態について書かれている。
食は生命にかかわるものであるため、ある特定の人々に都合のいいように利用されて被害を被るのは、我々である。
著者が言うように、「技術」ではなく「技能」こそがあらゆる世界で継承されるべきものなのであり、それはマニュアルでは身につくものではない。
ものをつくる人の情熱こそが重要なのである。
神門善久 著
新潮新書
2012年
by ATELIER-K_98 | 2013-03-30 23:55 | 本 | Comments(0)