デザインビルドと建築家
このところ「デザインビルド」という考え方が台頭している。
いわゆる設計施工一貫体制のことであり、そのメリットはT中工務店設計部出身の私から見れば、何をいまさらという感じなのだが、ワンストップで業務が進められることが再評価されているようである。
それとともに、専業の設計事務所には多様な顧客対応能力が求められており、生き残りをかけて「建築家」という職能は大きく様変わりしている。
デザインの対象領域はものとしての建築を超えて拡がる一方なのであり、そこに面白さを見いだせるか否かがこれからの建築家にとって重要な様である。
by ATELIER-K_98 | 2015-01-10 23:55 | 建築 | Comments(0)