新しい建築@ChiangMai & Bangkok
今回訪れたチェンマイとバンコクの現代建築をいくつか
まずはチェンマイ郊外に建つ私設の現代美術館である「MAIIAM」
設計は All(zone)
タイの伝統的な寺院に見られるモザイクタイル貼りを、ミラーガラスという現代的な素材で翻訳したもの。
平面構成や素材の扱い方が明快です。
既存の樹々を縫うように三つのボックスが配置されている。
街路側と内側でガラスの扱いを変えており、その意図が素直に感じられてよい。
設計は Stu/D/O Architects
都市に向けて階段状にオープンスペースを設けて奥へ引き込むコンセプトはそれほど新しいものではないが、屋根まで吹き抜けが連続して巨大ファンにより風の動きを作り出しているところがとてもよい。
上階の吹き抜けはいくつかに分割されているが、その配置がうまい。
Department of ARCHITECTURE による設計
設計は DESIGN103 International
3棟の超高層がブリッジでつながる構成とし、スカイトレインから引き込まれた一番奥には滝が設けられている。
それも面白いが、上階にある空中庭園のコクーン・パークがすごい。
階高の大きい二層分(かな?)を使って、内外に立体的な空中庭園を仕込んでいる。
こういうのがさらっとあるところがバンコクの面白さか。
以前はプロンポンのデパート内にあったこの施設が、ここへ拡張して進出した。
コ・ワーキングスペースやライブラリー、いろんな素材のストックなど、クリエイターの活動をサポートし、企業を接続する役割を担っている。
市街が見渡せる屋上庭園や増築された空間もかっこいい。
先端のライフスタイルをコンポーネントするかなりクールな空間
まだ店が全部入ってませんでしたが・・。
このあたりは、さすがタイらしいなと。(^^;
by ATELIER-K_98 | 2017-09-13 23:55 | 建築 | Comments(0)